このドキュメントでは、MinecraftModsLocalizerの使用方法について詳しく説明します。このツールは、MinecraftのModとModPackのQuestsを日本語に翻訳するためのものです。
ソフト名: MinecraftModsLocalizer
このソフトウェアは、DEEPL翻訳を使用して、MinecraftのMod本体とftbquestsのQuestを日本語に翻訳する機能を提供します。
ModPackなどの一括翻訳などにご利用ください
動作環境:
- Windows
- Mac
- Linux
テスト済み環境:
- Windows
- ATM9 (Forge)
- Create Astral (Fabric)
- DEEPL翻訳のAPI_KEY(認証キー)が必要です。
実行ファイル(例: minecraft-mods-localizer-windows.exe)は、Minecraftのメインディレクトリ内、mods
、resourcepacks
、config
、logs
フォルダが存在する場所に配置してください。
以下にWindows環境のディレクトリツリーの例を示します。
構成ファイル/
│
├── minecraft-mods-localizer-windows.exe
├── config/
├── kubejs/
├── mods/
└── logs/
└── localizer/
└── {日付}/
├── resourcepacks/
- DEEPLのAPI_KEY(認証キー)を取得し、ソフトウェアにキーを提供します。
- ソフトウェアを起動し、指示に従ってModまたはQuestsの翻訳を開始します。
特定のmod(.jar)やquestファイル(.snbt)のみを翻訳したい場合は、それらのファイルを取り除いてください。
- modは
mods
フォルダ内にあります。 - questsは
kubejs/assets/kubejs/lang/
またはconfig/ftbquests/quests/chapters
(両方ある場合はlangの方が翻訳元になります)の中にあります。
- Translate Target: 翻訳対象を選択します。Mod本体の翻訳、Questsの翻訳、または両方を選択できます。
- API_KEY: DEEPLのAPI_KEY(認証キー)を入力してください。
- Use Free API: DEEPLの無料APIを使用するかどうかを選択します。契約しているプランで変更してください。Freeプランの方はチェック、Proプランなどそれ以外の方はチェックを外してください。
- mod本体の翻訳は、リソースパックとして出力され、
resourcepacks/japanese
に保存されます。 - questsの翻訳は、kubejs/assets/kubejs/lang/en_us.jsonが存在するか調べます
- 存在する場合kubejs/assets/kubejs/lang/ja_jp.json と kubejs/assets/ftbquests/lang/ja_jp.jsonを作成し、そこに翻訳を追加します。
- 存在しない場合直接config/ftbquests/quests/chapters/ファイル(.snbt)を書き換え翻訳します。
- 実行ログは
logs/localizer/{日付}
内に保存されます。これには、コンソールログと翻訳前ファイルのバックアップが含まれます。
- API料金には十分注意してください特に巨大なModPackでは無料枠を超えないよう分割翻訳を行うことを推奨します。
- 身内で分担して翻訳し、ファイルを共有する方法もいいかもしれません。
- 契約しているプランで「Use Free API」チェックボックスを切り替えてください(特にPro以降のプランの方はチェックボックスを外す必要があります)。
- DEEPL翻訳を使用しているため、翻訳の精度は非常に高いと思われますが、"%s"などの変数を含む文字列の場合、挙動に問題が生じる可能性があります。不自然または誤った翻訳を見つけた場合、ファイルを直接編集することで修正してください。((大抵は先頭に%sがついているときに%が残らず、sだけになる問題があるため、%を補ってあげてください))
- Mod本体の翻訳に関して、リソースパックのpack.mcmetaがインデントが崩れている場合、正常に読み込まれない可能性があります。リソースパックに候補が出てこない場合は、pack.mcmetaを確認してください。
- mod本体翻訳: modファイル(.jar)から
assets/{mod名}/lang/ja_jp.json
またはassets/{mod名}/lang/en_us.json
を抽出し、その中で日本語の値を持たないものを翻訳し、リソースパックを作成します。 - リソースパックのpack.mcmetaは最初に見つけたjarファイルのものを使用します。descriptionなどはお好みで変更してください。
- quests翻訳: kubejs/assets/kubejs/lang/en_us.jsonが存在するか調べます
- 存在する場合kubejs/assets/kubejs/lang/en_us.jsonを読み込み翻訳を行います
- 存在しない場合直接config/ftbquests/quests/chapters/ファイル(.snbt)を書き換え翻訳します。
- また、kubejs/assets/kubejs/lang/en_us.jsonに本来jsonとして無効なコメントが含まれている場合、改行コード(\n)がクエスト内容に存在する場合消し飛ばします(Create Astralで確認)。扱いめんどくさかった。許して❤
- 完璧な翻訳を求める場合、将来的にはGPT-4のAPIを使用することが最善の選択かもしれません。GPT-4の対応は、開発者の意向やコスト面の変化に応じて実施される可能性があります。
- コミュニティ内でAPIコストを分担し、翻訳ファイルを共有する方法がコストパフォーマンスの観点から有効であると考えられます。
- 一日で作った手抜きソフトなのでテスト不足、バグも散見され、コードも汚いと思いますが、ご了承ください。Github Issuesにバグ報告や機能要望を投稿していただけると幸いです。