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CNative::Clear の実装を改善 #777
Conversation
#776 (comment) を分離して対応 |
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実際にメモリ解放をしたいという事は無いでしょうか?
もしメモリ解放をしないように変えるなら、std::basic_string::shrink_to_fit
的なメソッドを追加するのも良いかもしれないと思いました。
https://en.cppreference.com/w/cpp/string/basic_string/clear
https://en.cppreference.com/w/cpp/string/basic_string/shrink_to_fit
なおに CNative::Clear
がどういう使われ方をしているかの確認はまだしていないです。
別にメモリ解放しなくても問題無い使われ方かもしれないですね。
mingw でのビルドエラーは全然調べてないけど |
ローカルの mingw32 だとちゃんとビルド出来ました。何で AppVeyor では失敗するのか謎ですが、 |
@@ -5,5 +5,5 @@ | |||
//! 空っぽにする | |||
void CNative::Clear() | |||
{ | |||
this->SetRawData("",0); | |||
this->_GetMemory()->_SetRawLength(0); |
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#776 (comment) の指摘は、
this->SetRawData("",0);
が「意図通りに動くか不安」という意味でした。
sizeof("")
は 1byte になります。
0byte のメモリを確保したところに 1byte のデータをコピーして大丈夫なんでしたっけ?という不安です。
いまコードを追って確認してみた感じ、大丈夫そうでした。
SetRawDataは一度内部バッファを開放したあと、
引数で指定されたサイズ + 2を算出し、
確保サイズが8バイト単位になるように調整してからallocします。
指定サイズが 0 だった場合は 8byte 確保されます。
(0 + 2 + 7) & (~7)
= 9 & (~7)
= 0x09 & (0xF8)
← 2進表記で 00001001 & 11111000
= 0x08
+2 は wchar_t のNUL終端を意識した処理、
8バイト整列はCPUのフェッチ単位を意識した処理と思われます。
(もしそうなら確保サイズだけ気にしても意味無いんですがw)
なので、CNativeT::Clear()の処理を変える必要はないと思います。
「この処理は安全です!」というコメントを入れとく意味はあると思います。
そういうコメントがあっても「ほんとに?」と思ってしまうのがプログラマのサガではありますが。
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SetRawDataは一度内部バッファを開放したあと、
引数で指定されたサイズ + 2を算出し、
確保サイズが8バイト単位になるように調整してからallocします。
指定サイズが 0 だった場合は 8byte 確保されます。
データサイズをクリアすればよく、データのバッファを解放する
必要はないと思っています。
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単にCNativeTのデータをクリアする・空っぽにする
と言った場合、その詳細には「余分なメモリの開放」が含まれると思います。
もっと高級言語なら実際のバッファがどうなってるかなんて意識しませんが、
c++ではそのあたりの詳細も考えるべきことの一つになります。
CMemoryのメモリ再確保はサイズ拡大の場合だけになっています。
CNative::Clear()の実装から「余分なメモリの開放」を外すと
メモリ解放するタイミングがデストラクト時だけになってしまいます。
なので、外すにしても「余分なメモリの開放」を行う関数を用意する必要があると思います。
どちらかというと、「余分なメモリの開放」が不要であればこの関数を呼ばない、で切り抜けるのがよいと思います。
現状では CNativeW::Clear はローカル変数のインスタンスに対して、呼び出しているみたいです。 |
ビルドエラーは修正しました。 664adce |
#778 を作成しました。 |
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説明欄を修正 |
CNative::Clear の実装を改善
CNative::Clear の実装を改善
段取り
CNative::Clear() → CNative::shrink_to_empty() に名前変更する #778 (説明欄を参照) を マージをする(CNative::Clear() → CNative::shrink_to_empty() に名前変更する #778 (comment))