これは kintone との連携目的で使用できる Model Context Protocol (MCP) サーバーの簡易なサンプルです。生成AIを用いて自動作成したものを現状有姿で提供します。 この MCP server を使うと Claude Desktopアプリから kintoneデータへアクセス・更新できます。 クライアントとして Claudeデスクトップアプリを使用する場合は Claude Pro プランのサブスクリプションが必要です。 Windsurf や CLINE で使用することもできます。
ダウンロード先はどこでも構いませんが、半角英数のみで構成される、あいだにスペースを含まないパスに入れるのが良いと思います。
Node.js 18 以降を使用してください。
npm i
claude_desktop_config.json という設定ファイルを探して、以下を参考に、このファイルの "mcpServers" の項に設定を追加してください。
{
"mcpServers": {
"kintone": {
"command": "node",
"env": {
"KINTONE_DOMAIN": "[あなたが使用するサブドメイン].cybozu.com",
"KINTONE_USERNAME": "MCP接続で使用するkintoneユーザー名",
"KINTONE_PASSWORD": "kintoneユーザーのパスワード(平文)"
},
"args": [
"[kintone-mcp-serverを配置したパス]/server.js"
]
}
}
}
claude_desktop_config.json への変更を保存したのち、Claude Desktopアプリを一度終了させて再起動してください。 アプリを終了させたように見えても常駐したまま残っている場合があるため、常駐アイコンを右クリックしてQuitしてください。
まずは Claude に "kintoneアプリ「設定したkintoneユーザーでアクセス出来るアプリ名の一例」のアプリIDを調べて" と尋ねてみてください。 ここで入力するkintoneアプリ名は一言一句正確に指定する必要があります。
get_record
: kintoneアプリの1レコードを取得search_records
: kintoneアプリのレコードを検索create_record
: kintoneアプリに新しいレコードを作成update_record
: kintoneアプリの既存レコードを更新add_record_comment
: kintoneレコードにコメントを追加
upload_file
: kintoneにファイルをアップロードdownload_file
: kintoneからファイルをダウンロード
get_apps_info
: 検索キーワードを指定して該当する複数のkintoneアプリの情報を取得
create_app
: kintoneアプリの新規作成add_fields
: kintoneアプリへのフィールド追加deploy_app
: kintoneアプリの本番運用開始(運用環境へ反映)get_deploy_status
: アプリ設定の運用環境への反映状況を確認するupdate_app_settings
: アプリの一般設定を変更
get_space
: スペースの一般情報を取得update_space
: スペースの設定を更新update_space_body
: スペースの本文を更新get_space_members
: スペースメンバーのリストを取得update_space_members
: スペースメンバーを更新add_thread
: スペースにスレッドを追加update_thread
: スレッドを更新add_thread_comment
: スレッドにコメントを追加add_guests
: ゲストユーザーを追加update_space_guests
: スペースのゲストメンバーを更新
その他に、この MCP server を使用してどういったことが出来るか、ブログ に書いたので読んでみてください。
他にも kintone用の MCP server を公開されている方がおられますので、参考にしながらご自身でオリジナルの MCP server を作ってみるのも良いかもしれません。
「kintone」はサイボウズ株式会社の登録商標です。
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