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はじめてのLTを実現しよう

@ariaki4dev

はじめては怖い

はじめてLTするときって誰でも怖いんですよ。 慣れたら楽しいっていう人がほとんどだけど、そんな人でもやっぱり「久しぶりに喋ると怖い」っていう声をききます。 普段私たちエンジニアは人前に出ることが少ないし、たくさん喋るような業務内容じゃないから、慣れなくて余計に怖く感じますよね。 じゃあ「なんで怖いんだろう?」って考えたときに、いくつか思い浮かぶ理由とその解決方法をあわせて説明します。

経験したことがないから怖い

経験したことのないことは誰もが慎重になりますし、不安に思いますよね。 これを解消するのはやっぱり「はじめてに挑戦する」「慣れる」しかないと思います。 そんなはじめては「小さいイベント」から乗り越えるのはどうでしょう。 自分が憧れに思っているような大きなイベントでいきなり喋るのはハードルが高いですよね。 もっと小さなところ、数人〜十人程度のLT会でまずは自信をつけてみましょう。 また、いきなり高度な技術を話題にせず、話しやすい内容の勉強会もオススメです。 これまで勉強したことを発表したり、技術以外(たとえば日常や趣味)の話をするようなLT会もあります。

私たち「エンジニアの登壇を応援する会」でも初心者向けのLT会をやっていますので、ぜひ参加してみてくださいね。

どうしたらいいかわからないから怖い

しゃべり方、スライドの作り方、構成、デザイン…わからないことだらけですよね。 でも大丈夫、はじめての発表は完璧じゃなくてもいいんです。 LT会は発表者の熱量を楽しむ場なんだから、聴講者たちは頑張って発表している姿を見られるだけで満足なんですよ。 それでも気になるようならまず「テーマ」にフォーカスしてみましょう。 あなたはその発表で何を伝えたいですか?伝えることによって聴講者にどうして欲しいですか? LTで一番大事なのはそこです。 あなたのLTを聴いて、たとえば「このツールおもしろそうだなインストールしてみよう」1人でもそんなアクションを起こしてくれたら最高ですよね。 どんな影響を与えたいかにゴールを置くと、あなたのLTがグッと魅力的なものになります。 そうして何度か繰り返していくと「伝え方」を工夫したくなってきます。 ひとつずつ慣れていけばいつのまにか上手になります。

私たち「エンジニアの登壇を応援する会」では、LTの表現方法や構成などをテーマにした勉強会をやっていますので、ぜひ参加してみてくださいね。 私の過去の発表資料もぜひあわせてご覧ください。

慣れていないから怖い

LTの途中であがってしまって最後まで喋れないかもしれない、時間をオーバーするかもしれない、上手に話せないかもしれない、慣れてないとそんな不安がありますよね。 そんなあなたの不安を取り除くのは「経験」だけです。 スライド資料ができたらそれで終わりにせず、時間を計りながら声に出して練習しましょう。 1回だけじゃだめですよ。最低3回繰り返してみてください。 どれくらいの速度で喋ればいいのか、どこに強弱をつけるのか、資料の並びや構成がこのままで喋りやすいのか、いろんなことがわかってくるはずです。 資料に微修正を加えながら練習して、最後にこれで大丈夫と思った段階でもう一度リハーサルをしてみてください。 その後に誰か周りいる方(パートナー・友人・社内など聴いてもらいやすい人)に聴いてもらいながら一度発表してみましょう。 そうすることでフィードバックを得られますし「人の目がある状況で喋る」というリハーサルにもなります。 きっと当日自信をもって喋れるようになりますよ。

私たち「エンジニアの登壇を応援する会」では、初心者限定のLT大会をする際にスピーカーのみを集めた練習会を開催することがあります。 本番前に練習をして自信をもって発表ができるようになるので、ぜひ参加してみてくださいね。

おわりに

これまでコミュニティのステマみたいな記事でしたね。 それもそのはず、私たち「エンジニアの登壇を応援する会」は皆さんがアウトプットを始めたり続けたりするのを支援するためのコミュニティです。 「技術的な勉強会じゃないの?」って思われる方もいるかもしれません。 でもLTの発表方法だって充分「技術」と言えるじゃないですか。 皆さんが自信をつけて、そして大きなカンファレンスで登壇できるようになるのが、私たちの目標です。 そんなコミュニティがあるっていいですよね。 ぜひ参加してみてくださいね。