このハンズオンは、Angular公式のチュートリアル「Tour of Heroes」をベースに行います。
ハンズオンを円滑に進行するために、事前に開発環境の準備を行います。
このハンズオンに必要な開発環境は以下のとおりです
- Node.js 6.x
- Angular-CLI 1.3.x
Node.jsからお使いのOSに合わせたNode.jsをインストールしてください。
ターミナル(コマンドプロンプト)を開いて以下のコマンドが実行できればインストール成功です
$ node -v
v6.9.1
このハンズオンでは、AngularのコマンドラインツールであるAngular-CLIを使います。 次のコマンドを実行してインストールしてください。
$ npm install -g @angular/cli
ng version
コマンドを実行し、正しいバージョンのAngular CLIがインストールされていることを確認してください。
$ ng version
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/ \ _ __ __ _ _ _| | __ _ _ __ / ___| | |_ _|
/ △ \ | '_ \ / _` | | | | |/ _` | '__| | | | | | |
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|___/
@angular/cli: 1.0.1
ハンズオンで開発するプロジェクトを、Angular-CLIを使って生成します。
作業用のディレクトリを作成したい場所で、次のコマンドを実行してください。
hello-angular
はただのディレクトリ名なので、好きな名前でかまいません。
$ ng new hello-angular
しばらく時間がかかりますが、最終的に現在のディレクトリの下にhello-angular
ディレクトリが生成されているはずです。
最後に、生成したディレクトリに移動しておきます。
$ cd hello-angular
AngularにはテンプレートHTMLの記述を助けるLanguage Serviceという仕組みがあります。 使用するエディタがLanguage Serviceに対応していれば、非常にスムーズなAngular開発が可能です
Visual Studio CodeにはAngular開発チーム公式のプラグインが用意されています。
このプラグインをインストールするだけで、Angular Language Serviceが使用可能になります。
WebStormの最新バージョンではビルトインでAngular Language Serviceが組み込まれています。
ただし使用するには対象のプロジェクトに @angular/language-service
パッケージがインストールされている必要があります。
次のコマンドを実行するとパッケージをインストールできます
$ npm install --save-dev @angular/language-service