-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
/
Copy pathprocess.tex
186 lines (165 loc) · 12.1 KB
/
process.tex
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
\chapter{開発プロセス}
\section{前期第1プロセス}
\subsection{ヒアリング及び第1回町会打ち合わせ}
\subsubsection{目的}
町会の現状を知り, 町会が抱えている問題を知ること.
\subsubsection{手法}
事前に, チーム内で町会に聞きたいことを洗い出し, 「質問したいことリスト」を作成した.
その後, 5月12日に町会の会長, 副会長, 総務部長, 会計部長, 青少年育成部副部長に対して, TA5名と教員4名と共にヒアリングを行った.
\subsubsection{結果}
ヒアリングの結果, 町会役員から以下の要望が明らかになった.
\begin{itemize}
\item 開催予定のイベント一覧をカレンダーで表示してほしいという要望.
\item iOSのアプリケーションを作ってほしいという要望.
\item 幅広い年代の人が使いやすいUIにしてほしいという要望.
\item 町会の役員の数を増やすため, 町内会を知ってもらいたい.
\item イベント発信をした際に通知できる機能がほしいという要望.
\item イベントスケジュールでイベントの削除, 作成, 更新ができるようにしてほしいという要望.
\item イベントをタップしたらそのまま参加申し込みフォームに遷移してほしいという要望.
\item 保護者の方の確認を得るためのポップアップ機能がほしいという要望.
\item イベントで不参加になった人がわかるようにしてほしいという要望.
\end{itemize}
我々は, これらの要望を取り入れつつ\ref{problems}で述べたイベント開催に関する問題を解決するアプリケーションを開発することとした.
\bunseki{永井陽太}
\subsection{アプリケーションアイデアの考案}
\ref{problems}で述べた問題と町会の要望を分析した結果, イベントに関する内容のものが多かった.
そこでイベントに関係する3つの問題を解決することとした. 問題は
「FacebookやLINE@ではイベントに関するお知らせはできるが, 開催予定のイベントを一覧で見れない」
「Facebookでは個人情報が漏れてしまうため参加申し込みができない」
「役員だけで共有したい情報を町民に知られずに共有することがFacebookやLINE@ではできない」の3つである.
これらの問題を解決するために, 開催予定イベントのカレンダー表示機能,
イベントへの参加申し込み機能, 参加申し込み者の情報を役員のみが見ることのできる機能,
役員のみが役員会議などのイベント情報を見ることのできる機能を考案した.
アプリケーションアイデアの一部であるイベントカレンダー画面(図\ref{calender}),
参加フォーム画面(図\ref{joinform}), イベント作成画面(図\ref{create_event.old})の画面イメージを以下に示す.
\begin{figure}[h]
\begin{tabular}{ccc}
%---- 最初の図 ---------------------------
\begin{minipage}[t]{0.33\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.4]{process_figures/calender.png}
\caption{イベントカレンダー画面}
\label{calender}
\end{minipage} &
%---- 2番目の図 --------------------------
\begin{minipage}[t]{0.33\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.4]{process_figures/joinform.png}
\caption{参加フォーム画面}
\label{joinform}
\end{minipage}
%---- 3番目の図 --------------------------
\begin{minipage}[t]{0.33\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.4]{process_figures/old_create_event.png}
\caption{イベント作成画面}
\label{create_event.old}
\end{minipage}
%---- 図はここまで ----------------------
\end{tabular}
\end{figure}
\bunseki{森島帆南}
\subsection{第2回町会打ち合わせ}
\subsubsection{目的}
\label{first_review}
我々の考案したアプリケーションの画面イメージ図をより良くするために, 画面イメージ図に対して町会の方々にレビューをいただくこと.
\subsubsection{手法}
\label{first_review_way}
アプリケーションの画面イメージを町会の方々にわかりやすく伝えるために, 資料を作成し, 5月30日に町会の役員の方々に提出した.
\subsubsection{結果}
その結果, 以下の4つの要望をいただいた.
\begin{itemize}
\item イベント参加者の名簿を市役所に提出する際に参加者の情報として「名前」「性別」「年齢」「住所」「電話番号」が必要なので, 図\ref{joinform}の入力フォームに5つの情報を追加してほしいという要望.
\item アプリケーションをインストールした人が, すぐイベントを確認できるように起動時の画面はログイン画面にしないでほしいという要望.
\item 図\ref{create_event.old}に「定員」の項目を追加してほしいという要望.
\item より多くの人達にアプリケーションを利用していただくために, 様々なプラットフォームに対応したアプリケーションを作成してほしいという要望.
\end{itemize}
そこで, 我々は様々なプラットフォームに対応したアプリケーションを作成していくことを決定した.
\bunseki{船木綾香}
\section{前期第2スプリント}
\subsection{第1回月例レビュー会}
月例レビュー会とは, プロジェクト内で, 3つのチームが現在の進捗報告と今後の展望を発表し, その発表内容に対して担当教員, TA, 他チームのメンバからレビューを受ける会である.
ここで我々は, 現在のアプリケーションアイデア, つまり, 役員と町民でイベントカレンダーを共有する機能で本当に問題を解決できているのかと教員より指摘を受け,
\ref{first_review}にうけたレビュー内容も考慮し, アプリケーションについて再考し改善を図った.
\bunseki{船木綾香}
\subsection{アプリケーションアイデアの改善}
改善の結果, カレンダーを用いて開催予定のイベントを表示するのではなく,
開催予定のイベントを直近のものから順にリスト表示することにした.
なぜなら, カレンダー表示では来月の予定などがひと目で確認することができないからである.
アプリケーションアイデアの一部であるイベントリスト画面(図\ref{eventlist}),
イベント作成画面(図\ref{new_create_event}), 参加者リスト画面(図\ref{joinedlist})の画面イメージを以下に示す.
%\newpage%苦肉の策
\begin{figure}[h]
\begin{tabular}{ccc}
%---- 最初の図 ---------------------------
\begin{minipage}[t]{0.3\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.5]{process_figures/eventlist.png}
\caption{イベントリスト画面}
\label{eventlist}
\end{minipage} &
%---- 2番目の図 --------------------------
\begin{minipage}[t]{0.3\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.5]{process_figures/new_create_event.png}
\caption{イベント作成画面}
\label{new_create_event}
\end{minipage}
%---- 3番目の図 --------------------------
\begin{minipage}[t]{0.3\hsize}
\centering
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.5]{process_figures/joinlist.png}
\caption{参加者リスト画面}
\label{joinedlist}
\end{minipage}
%---- 図はここまで ----------------------
\end{tabular}
\end{figure}
\bunseki{船木綾香}
\subsection{第3回町会打ち合わせ}
\subsubsection{目的}
我々の改善したアプリケーションの画面イメージ図をさらに良くするために, 画面イメージ図に対して再度, 町会の方々にレビューをいただくこと.
\subsubsection{手法}
\ref{first_review_way}と同様に, 改善したアプリケーションの画面イメージ図をまとめた資料を作成し, 6月23日に町会の役員の方々に提出した.
\subsubsection{結果}
その結果, 以下の要望をいただいた.
\begin{itemize}
\item 図\ref{eventlist}でイベントをタップすると画面いっぱいにイベントの詳細情報が表示されるようにしてほしいという要望.
\item 図\ref{new_create_event}にアプリケーションの所有者全員に通知するか, しないかの項目を設けてほしいという要望.
\item 町民が利用したくなるようなコンテンツを追加してほしいという要望.
\end{itemize}
町民が利用したくなるようなコンテンツとしては, 過去のイベントの写真が確認できるWebページとじぷりとリンクさせることが例として挙げられる.
また, アプリケーションの名前として「じんかわのあぷり」を省略して, 「じぷり」を提案し, 許可を得た. (以後, アプリケーションのことをじぷりと呼称する. )
\bunseki{船木綾香}
\section{前期第3スプリント}
\subsection{中間発表}
%----中間発表の内容-----------------
7月8日に行われた中間発表では, 各グループが行ってきた活動を詳細に伝え, 後期の活動に活かせるレビューをもらうことを目的とした.
そのため全体ポスター2分, 各グループのポスターとデモを含めた発表を12分間並行して発表を行った.
\subsubsection{発表方法についての評価と振り返り}
以下に, 中間発表会で行ったアンケートの「発表技術について」の項目から, メンバ間で精査した結果, 最終成果発表にも取り入れたいコメントを抜粋した.
\begin{itemize}
\item デモがプロトタイプであることを伝えないと, 実装したものだと勘違いしてしまう.
\item もう少しスラスラ話せていたらわかりやすかったと感じた.
\end{itemize}
上記より, 伝える情報とポスターセッションの練習の不足が伺える.
しかし, 「とても喋りに安定感があるなと感じた」との評価も受けた. 最終成果発表の際にはすべての機能を実装したじぷりでデモを行い,
ポスターセッションをする人全員がスラスラと話せるくらいに練習を行っていく.
\subsubsection{発表内容についての評価と反省}
「発表内容について」の項目から後期の開発や発表において考慮すべきコメントを抜粋した.
\begin{itemize}
\item 陣川町民に使ってもらうためのプロモーションの方法を考えたほうが良い
\item クーポンなど, ユーザを得る工夫がほしい
\item ユーザにより沿って開発していく中で生起した出来事を大切に記述してほしい
\end{itemize}
上記より, 2つの見落としが伺えた. 1つ目はユーザに使ってもらうための考慮をしていなかったことである.
メンバ全員が使ってもらえることを前提として考えていることである. しかし実際には使ってもらえることは前提ではないため,
どのようにして使ってもらうのかを考える必要がある. 2つ目は, じぷりにユーザにとって魅力的な優位性が必要であることである.
認知されていてもユーザにとって使いたいものでなければ使ってもらうことができない. そのため, 最終成果発表までにプロモーションの方法を考え,
使ってもらうための工夫をじぷりに追加することでユーザを獲得していきたい.
\bunseki{伊藤泰斗}
\subsection{第1回集中実装}
夏季休業期間中に, じぷりの主要な機能の内の「イベントの編集・削除機能」, 「お知らせの削除機能」, 「イベントへの参加申し込み機能」を実装した.
\bunseki{永井陽太}
%----集中開発の内容-----------------
\input{after_process.tex}