エグゼキュータ数不足時のdocker swarmによるkengineの起動障害

[tomiyoichi]

kengineが起動する際に最低１エグゼキュータの割り当てが必要となり、かつ起動の際にエグゼキュータ数をバランシングさせる機構が無いことから、ライセンスによるエグゼキュータ数がノード数以下の場合、kengineが起動～ライセンス違反によりkengineの強制停止～kengineの再起動　のループに陥ります。

回避のための暫定策としては、各ノードでのkengineの起動条件として、MAX_EXECUTOR_NUMによるkengineでのエグゼキュータ数制限を設ける必要があります。
起動エグゼキュータ数をバランシングさせる機構を入れるか、デフォルトのMAX_EXECUTOR_NUMを1として、購入ライセンス数に応じたチューニングを求める手順への変更などの対応が必要と考えます。

[tichi73]

クラスタ構成においては MAX_EXECUTOR_NUM のデフォルト値を 1 にすることを検討する。
合計エグゼキュータを6や12にする場合は、デプロイ時に明示的に指定するようにする。