String.prototype.replaceAll

[azu]

String.prototype.replaceAll

#1182 はES2020で、ES2021でreplaceAll

replaceメソッドには正規表現も指定できます。 gフラグを有効化した正規表現を渡すことで、文字列からパターンにマッチするものをすべて置換できます。
https://jsprimer.net/basic/string/#replace-delete

があるので、これの別解としてreplaceAllは追加するのが妥当。
用途的には正規表現を使わずにすべてを置換したい場合となる。
正規表現も渡せるが /g がないとエラーとなることについて触れる。

Regular expressions (RegExp) • JavaScript for impatient programmers (ES2021 edition)

Originally posted by @azu in #1220 (comment)

[azu]

replaceAllのポイント

• split joinなしで文字列を使った全置換ができる
• //g なしの正規表現は渡せない

tc39/proposal-string-replaceall: ECMAScript proposal: String.prototype.replaceAll でもモチベーションは書かれているけど、正規表現を使わずに全置換したいという感じ。
正規表現だとエスケープが必要となるため面倒となっている。

かつではFirefoxだけ replaceの第三引数で "g" が存在した

https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/replace#firefox-specific_notes

[azu]

事前に正規表現のエスケープも紹介してるので、素直にreplaceAllを追加するだけで問題なさそう。
https://jsprimer.net/basic/string/#regexp-object

[azu]

ユースケースではString#replaceをHTML文字列をエスケープするで使っている。
String#replaceAllに変更もできるけど、そこまで積極的に変更する理由はなさそう。