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TechBlog-Baton は、複数の外部ブログの最新記事を自動的に取得・表示するJekyllベースのサイトです。GitHub Actionsを活用して、記事のURLを追加するだけでタイトルとサムネイル画像を自動的に取得し、サイトに反映します。

目次

  1. セットアップ
  2. ブログURLの追加手順
  3. ローカル環境の構築手順
  4. トラブルシューティング
  5. カスタマイズ
  6. 参考情報

1. セットアップ

初めてリポジトリをクローンする場合やセットアップが必要な場合は、以下の手順に従ってください。

a. リポジトリのクローン

git clone [email protected]:Findy/TechBlog-Baton.git
cd TechBlog-Baton

b. 必要なファイルの確認

  • _data/external_articles.yml: 外部ブログのURLを管理するファイル。
  • fetch_opengraph.py: URLからOpen Graphメタデータを取得するスクリプト。
  • .github/workflows/update_articles.yml: GitHub Actionsのワークフローファイル。
  • _includes/article_list.html: 記事一覧を表示するテンプレート。
  • assets/css/style.css: スタイルシート。
  • index.md: ホームページのMarkdownファイル。

2. ブログURLの追加手順

新しいブログ記事をサイトに追加する際の手順を以下に示します。この手順に従うことで、ローカル環境を使用せずにGitHub上で全ての操作を完結できます。

ステップ1: _data/external_articles.yml にURLを追加

  1. GitHubリポジトリにアクセスし、_data/external_articles.yml ファイルを開きます。

  2. 新しい記事のURLを追加します。以下のように、url フィールドを追加してください。

    articles:
      - url: "https://tech.findy.co.jp/entry/2024/09/20/090000"
      - url: "https://engineering.visional.inc/blog/491/soda/"
      - url: "https://example.com/new-article"  # 新しい記事を追加

    ポイント:

    • 各記事はリスト形式で記述します。
    • コメント(#)を使用して説明を追加することも可能です。

ステップ2: 変更をコミットしてプッシュ

  1. ファイルを編集後、ページ下部の「Commit changes」ボタンをクリックします。

  2. コミットメッセージを入力します。例:

    Add new article URL: https://example.com/new-article
    
  3. 「Commit changes」をクリックして変更を保存します。

ステップ3: GitHub Actionsが自動的にスクリプトを実行

  1. GitHub Actionsの実行を確認します。リポジトリの「Actions」タブに移動し、「Update Articles Data」ワークフローがトリガーされていることを確認します。

  2. ワークフローの進行状況を確認します。成功すれば、_data/articles_data.yml が更新され、サイトが再ビルドされます。

ステップ4: サイトの確認

  1. 数分待って、GitHub Pagesがサイトを再ビルドします。

  2. サイトにアクセスし、新しく追加した記事が正しく表示されていることを確認します。

    例: https://あなたのユーザー名.github.io/リポジトリ名/


3. ローカル環境の構築手順

ローカルでサイトを確認する場合、以下の手順でJekyll環境を構築してください。

ステップ1: Ruby 3.1以上のインストール

  1. お好きな方法でRuby 3.1以上をインストールしてくだい

ステップ2: 必要なGemのインストール

  1. bundle install コマンドを実行して、必要なGemをインストールします。

    bundle install

ステップ3: Jekyllのローカルサーバー起動

  1. ローカルサーバーを起動するには、以下のコマンドを実行します。

    bundle exec jekyll serve
  2. ローカルサーバーが起動したら、ブラウザで以下のURLにアクセスしてサイトを確認できます。

    http://localhost:4000
    

4. トラブルシューティング

a. GitHub Actionsのログ確認

  1. 「Actions」タブに移動します。

  2. 「Update Articles Data」ワークフローを選択し、最新の実行ログを確認します。

  3. エラーや警告がないかチェックし、必要に応じて修正します。

b. データファイルの内容確認

  1. _data/articles_data.yml が最新の状態に更新されていることを確認します。

  2. YAMLの構文確認:

    • インデントやコロンの後にスペースが必要です。
    articles:
      - url: "https://example.com/new-article"
        title: "新しい記事のタイトル"
        image: "https://example.com/path/to/eyecatch.jpg"
        published: "2024-04-01"

5. カスタマイズ

a. スタイルの調整

assets/css/style.css を編集して、サイトのデザインをカスタマイズできます。

/* コンテナ全体のスタイル */
.container {
  display: block;
  height: auto;
  overflow: visible;
}

/* メインコンテンツのスタイル */
.content {
  width: 100%;
  padding: 20px;
}

/* 記事アイテムのスタイル */
.article-item {
  text-align: center;
  margin-bottom: 20px;
}

/* サムネイル画像のスタイル */
.thumbnail {
  width: 100%;
  max-width: 180px;
  height: auto;
  display: block;
  margin: 10px auto;
  border-radius: 5px;
}

/* 公開日のスタイル */
.published-date {
  font-size: 0.9em;
  color: #666;
  margin-bottom: 5px;
}

/* レスポンシブ対応 */
@media (max-width: 768px) {
  /* サムネイルの最大幅を調整 */
  .thumbnail {
    max-width: 150px;
  }
}

@media (max-width: 600px) {
  /* サムネイルがさらに狭くなる場合 */
  .thumbnail {
    max-width: 120px;
  }
}

6. 参考情報